第十二回 「真実⑥」 一人の少年と五人の姉妹の奇跡の軌跡 二乃編
二乃編です、物語前半と後半の差が激しい二乃ですが、今現在の二乃は
「愛の暴走列車」状態! 恋に不器用な彼女のストレートなアタックに風太郎もタジタジですね・・
その二乃に、新・京都編ではなにが起こるのか・・そして五年前の京都では何が起こっていたのでしょうかでしょう?・・
今回はいつもと違った方法で考察していきましょう
まずは二乃の過去を紐解くであろう、考察の材料を集めてみました、可能性あるものは一応書き出してみます
・「掴んでろ」
・「超・ど近眼(今現在)」
・「風太郎の持つ写真に写る金髪にピアスの少年」
・「男らしくないキンタローにちょっと幻滅」
・「吊り橋効果に弱い」
・「先端恐怖症?(ピアッサー)(注射)」
・「料理が得意」
・「未練がましく母親の代わりを演じるのはやめなさい」40話五月との諍いシーン
・「姉妹が大好き(依存気味)」
・「五年前から感じ始めた疎外感」
・「白馬の王子様」
・「左耳にピアス、結婚までに」
・「過去を忘れて今を受け入れるべき」45話 三玖との会話より
などでしょうか?赤はエピソードに組み込めそうな材料
紫は反対の意味にすれば意味が出てきそうな材料
青は三玖との犬猿の仲の原因になったかもって感じた材料
茶色は二乃が五月に対して言った意味深なセリフ
先端恐怖症は針が苦手そうなエピが二回あったので一応書き出しましたが、他の場面で特にそんな雰囲気でもないので、無いかな?それ絡めちゃうとエピがちょっと怖くなりそうですしね・・
風太郎が何回も使った・・「掴んでろ」は100%ありそうですね、風太郎+二乃との要所で出るワードですし、「掴んでろ」使うなら、一緒に逃げるとき、迷わないように案内する時、体を支える時etc・・ 汎用性が高そうです、赤4個+紫1個使ってストーリーを導き出すなら・・ そうですね、一応二乃は二日目と仮定して例を作ってみました
修学旅行二日目、初日の疎外感から班のメンバーと共に行動したくない風太郎、昨日から頭に浮かぶのはあの少女の事ばかり・・ なんて思っているとまたもやあの少女が(
何やらもめているようだ・・
ここで何を出すか・・ 二乃、この時も「超・近眼設定」だと考察しているので、ベタだと不良( にぶつかって・・とかですかね?何かしらの食品を食べながら歩いていてチョット怖そうな人にぶつかって服を汚してしまったとか・・
「白馬の王子様」を使うならやっぱり割って入って助けてもらうってとこでしょうか?
ただし敵わない相手であって隙を見て逃げるからの「掴んでろ」でしょうか?
「男らしくないキンタローにちょっと幻滅」の反対の意味=「五年前の少年は男らしく助けてくれた」と、してみました
怖い状況から助けてもらったは「吊り橋効果」からの少年に好意を持ってしまったでしょうか?
第五回のオマケで、二乃の超近眼のせいで 少年=(写真の金髪ピアスの少年)と判らなかった、としています、二乃の思う「掴んでろ」のニュアンスは穏やかな感じがしますので、逃走後の疲れてヘタっている少女に対して服の裾をつかませる「掴んでろ」かもしれませんね < ↓ 第五回 オマケ >
https://blog.hatena.ne.jp/minagiris1/minagiris1.hatenablog.com/edit?entry=17680117127001101338
崖のニュアンスは・・ん~ 清水寺周辺にもあるでしょうが・・ 現在のエピと完全に一致させる必要もないので使いませんでした、詳細はモチロン違うかもしれませんが、こういったニュアンスのエピソードだったのでは?と思いました
蛇足ですが・・この時、少女が少年から左耳のピアスとか貰っていて、二乃がそれ大事に持っていて、いつか自分の左耳に付けたいと思っていたら・・なんて想像もしてます
オマケ考察でも書きましたが、新・京都編で「五年前状態に姉妹がなっている」としました、再度二乃がトラブルに巻き込まれ、風太郎が助けるといったエピソードがあると思っていましたが(それこそ「掴んでろ」が飛び出すようなシュチュエーションが)
二乃が気になった「カシャン」で 「あ、これ二乃隠し撮りされた」=「一緒に修学旅行いっている♂に何かしらストーキング行為されるな」まで頭に浮かびました
母に関するエピソードは、他の姉妹とはちょっと毛色が違いますが
「過去を忘れて今を受け入れるべき」を反対にして「母親が傍に居れないことを受け入れられず、前に進めない」と、かなり無理な解釈にしてしまいました・・・
「これがまた少年とのエピソードに絡めるのがムズカシイ!」
風太郎が少女に「母親が傍にいなくても、それを受け入れて自分一人で進まなきゃ」的なセリフ言えばいいんですが。。 導入がわかんないっす、毎度毎度都合よく少女から風太郎に打ち明けたりしないでしょうし・・
少し曖昧にさせてください・・ 思いついたらまた書きます
~ 五年後の京都での出会いを導き出す 風太郎と二乃のエピソード ~
私はこの「五年前」を修学旅行で、各姉妹が少年と出会い、自分を変えようと動き出したタイミング、ではなく「母親の入院」だと思っております、つまり少女達の転機はこのような時系列と推察します
「同じ外見・同じ性格時期」
~「母親入院・父親と離別(?)~ <五年前>
「各姉妹がそれぞれ母親、姉妹を想って行動しだした時期」
~「姉妹関係ギクシャク」~
「各姉妹が少年との出会いで、再度自分自身で「変わろう」と決意」 <五年前5月>
~「母親がお亡くなりになる」~ <五年前 8/17>
「変わろうとしていた姉妹達が、母親の「死」をきっかけに少し「後退」してしまう」
一花は ちょっとだらしないグウタラに・・( 勉強も頑張らない
二乃は また姉妹依存気味に、過去を断ち切れず未練に縛られる 勉強も・・
三玖は 引っ込み思案気味に、自分に自信を無くす、料理もやめちゃったかも 勉・
四葉は 落第寸前、自分より他人を優先しだす 勉強m・・
五月は また「零奈(仮称)」の症状が出始めたのでは? べんky(
そしてココからが重要な考察、上記の状態に陥ってしまった五姉妹をナントカしたいと思った「まるお」が五年前、修学旅行の時に五月(他の姉妹のエピは知っているか不明、多分知らない?)を救った少年を思い出し、少年の父「上杉勇也」に相談
少年は修学旅行での少女との出会いをきっかけに、努力をし「自身の母親の死」をも受けとめ、乗り越え、今や学年一位になるまでになったと・・
勇也も借金(治療費)の問題、息子を変えるキッカケの少女との再会(勇也は写真の少女の存在、息子にとって大事な存在とも知っている)など、悪い点はなく、
まるおもあくまで「娘たちの学力の向上」の為、勇也に「上杉風太郎」による家庭教師を依頼・・
まるおは五月の状態の事などは、勇也に詳細には伝えたりはしていないのでは?と、思っております、あまりそういった「深い相談」は今の関係を見る限り、勇也にはしないんではないかな?と思います
そして、「上杉風太郎」がいる学校に娘たちを転入手続き、タイミングを見計らい家庭教師を改めて依頼(勇也に)
「五月にだけ五年前に出会った<上杉風太郎>がいる学校だ」
と、家庭教師の件は伏せて(風太郎承諾前なので)伝えたのでは?と考察しております あくまでまるおは「少年と五月」との出会いしか知らないと思っています
「数字しかみていない、正しさしか見ない」まるおがどう思ってこのような行動をとったかは不明ですが・・ あの時の少年なら・・とは・・思わない性格でしょうしね・・
そして等の五月は、おそらく今現在の上杉風太郎の写真なども見せられていたのでは?と考察しております
そして五月は転校初日、あの時の「少年」を探して歩いたのでは?と思っています、あの少年との再会を果たすために・・ そして散々歩いた挙句、「食堂」で彼をみつけ・・ はやる思いを抑え「わざと」彼の机に・・
家庭教師の件をこの時点で知らなかったので、ああいった会話になったのでしょうが、五月はかなり積極的に行動したと思います、じゃないと初対面で「勉強教えてください」は、ないですよね・・ 不器用ながら「あの時の少年」と接点が欲しかったのかもしれませんね、自らあの時の・・と話そうとまで思っていたかはわかりませんが・・
・・そしてあの流れに・・ 出会いは最悪!
・・かなーーり脱線しました、二乃編に戻ります・・
ここで一旦「真実」第一回 七つのさよなら の「零奈」との別れの後の二乃と風太郎の会話のシーンに戻ります、私の考察
「二乃は五年前、少年(風太郎)と出会っている」
を踏まえてこの場面を読み直してみてください・・
時間の経過は描写されていませんが、かなり詳細な話をしたのではないでしょうか?
「金髪ピアス」などは伏せて話したとは思いますが、風太郎にとっては「一人の少女」との出会いと再会、別れのストーリー ・・・ですが・・
そうです風太郎が語った、五年前の京都での少女とのエピソードの中に
「二乃自身が体験したエピソード」
が在ったのです、それはもう複雑でしょうね・・
その後の二乃は、人が変わったように素直に風太郎に謝罪します・・ その直後、風太郎と別れているようですが、その晩は色々考えたでしょうね・・
そして次の日・・
つまりこの時点で二乃は京都での「少年と少女の出会い」に関しては五姉妹の中で
「ある意味一番詳細に内容を知っている」のかもしれません、風太郎本人の口から風太郎の「想い」込みで聞いているのですから・・ 「写真」に関しては前後のエピソードで四葉と判っているのか?
おそらく判っていないので「その写真の姉妹」を「一番のライバル」として探りを入れたり、極論「自分以外の姉妹は全員ライバル」とし、風太郎には「単独」で接しているのでしょうね!
ここまで含めて 一人の少年と五人の姉妹の奇跡の軌跡 二乃編 でした!
長い! そして、もう自分の想像で書かれていない場面を書くのに限界を感じてきております! 自分は遅筆なうえに文才がないので実はそこが一番キツイです!
一花編はひょっとしたら箇条書きの様になるかも・・
Twitterでこの二乃編で一度目の「零奈」が現れた意味を書くと言っておりましたが、メチャクチャ長くなってしまったのでまた次回!
次は 第十三回 「真実⑦」 一人の少年と五人の姉妹の奇跡の軌跡 一花編 です
ご期待ください! 更新最速通知はTwitterでご確認を・・
Twitter @minagiris1