五等分の花嫁 ~写真の真実と六人目の姉妹!?~ 徹底考察!

週刊少年マガジンで好評連載中の春場ねぎ先生の 「五等分の花嫁」 を徹底的に考察、推理していく為だけのブログです! ※本ブログに掲載されている情報物は「五等分の花嫁・春場ねぎ・週刊少年マガジン」より引用させていただいております。

第十五回 考察 2人目の零奈 編

では今回は79話 新・京都修学旅行編の前に現れた「零奈B」の考察をしてみたいと思います

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二度めの登場・・そして・・

・・まぁ皆様も知っておられると思いますので・・  その正体は

 

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五月でした

随分と早い段階でバラされましたね、少し意外でした・・ 

そうか!だったら写真の少女は五月!なんて素直に思ってくれる人は何%いたか・・

では「零奈B」が現れるに至った経緯と目的について考えていきましょう

 

41話~42話で自ら「別れ」を告げた零奈(五月)ですが・・ 

まず五月がその正体を自ら風太郎に打ち明けようとした場面がありました

 

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77話 家庭教師復帰直後

ここでポイントになるのは少しシーンが進んだこの場面

 

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五月以外の姉妹の名前が全員でますが

混同しがちですが、五月は

「二乃と一花が風太郎に好意を抱き、三玖と四葉が応援している状態と知ったから打ち明けようとした訳ではない」ということです

あくまで打ち明けようと決めてから知った話なので・・・

風太郎、五月のこの時の状況を個別に整理してみましょう

 

風太郎>

①二乃に告白された(二回目)

②三玖から好意を抱かれていると気が付いている(後からではありますが風太郎本人が言っています)

③偽三玖(一花)から一花は風太郎が好きだと聞かされ、応援すると言われた

四葉から三玖を進められ、さらに「誰かを好きになれたなら、全力で応援します」と言われる

⑤五月に関しては、自分に対しての好意は心配するだけ無駄だと思っている(

~参考画像~

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①二回目 この後風太郎は耳まで真っ赤に・・

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② 新・修学旅行編一日目 かなり先ではありますが・・

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③ 一花の変装です、計画的な変装ではありませんでした

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④ここまでに至る二人のやりとりも、少し・・切なかったです

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⑤・・一番ぞんざいに扱われているような・・

<五月>
①一花が風太郎に好意を抱いていることに、五月はにぶちんなので気が付いていない(
②二乃が風太郎に好意を抱いていることに、五月は鈍感なので気が付いていない(

③三玖が風太郎に好意を抱いていることに、五月はもうアレなので気が付いていなかったが、三玖から言われてやっと気が付いていた(

四葉に関しては、一度目の零奈登場の際に五年前の話等は聞いてはいるでしょうが、おそらく四葉は「今現在の風太郎に対する気持ち、本心」は五月に伝えていないと思われる

⑤結構本気で謎なのですが、五月の風太郎に対する気持ちはわかりません、友人としては「妬けてしまう」発言や「混浴に侵入」等・・ そもそも五月は異性に苦手意識、ある意味嫌悪感すら持っていたような気がしますので、以前よりはだいぶ好感触のはずですが・・・

 ~参考画像~

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三玖は五月に告白したつもりですらなかったでしょうね・・

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・・演技ではないのでしょうね・・

真面目・・と言うか古風というか・・ 若干幼いですね

 

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勿論この時二乃は「五月の風太郎に対する気持ち」を、匂わせてはいないですが確認していますね

 

 

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でも五月の返答は「それ以外のこと」に対して答えてると思います

 

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この場面も風太郎に対する好意からの言葉ではないでしょうね

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「謎」なのはこのセリフと表情ですね・・

「あんな人」とまで言わせるほど風太郎は、姉妹達にも「五月」にも不誠実ではないはずです風太郎に対する「信頼」と「好意」に関しては別問題と考えているのでしょう

それともこの言葉は「自分に対して」言っているのでしょうか・・

「自分の気持ちの変化」に気が付いていながらも、五月の中の「何か」がその気持ちを否定しているようにも感じれます

姉妹である三玖の表情からも、少しそんな感じが読み取れます

 

つまり五月が「自分にはもう一つの顔がある」と打ち明けようと行動に至った理由があるとすれば

③三玖が風太郎に好意を抱いていることに、五月はもうアレなので気が付いていなかったが、三玖から言われてやっと気が付いていた(

四葉に関しては、一度目の零奈登場の際に五年前の話等は聞いてはいるでしょうが、おそらく四葉は「今現在の風太郎に対する気持ち、本心」は五月に伝えていないと思われる

この二つだとすれば、考えれるのは

<零奈Aに扮する時に、四葉から五年前の事等色々聞き、今現在の四葉風太郎に対する気持ちを、鈍いながらも察したものの、四葉本人が望んでいなかったため「写真の少女」を消すことに協力、しかし三玖の風太郎に対する気持ちを知ってしまい「風太郎にとっても大事な存在である写真の少女(五年前の出会い)」「四葉にとってもおそらく大事な存在だった少年(風太郎)」を「無かった事」として風太郎と三玖の関係がひょっとしたら進んでしまうかもしれないことに罪悪感を感じてしまった>

 

からではないでしょうか?もちろん三玖の気持ちを邪魔したいわけではなく、四葉の「罪悪感からの遠慮」「他人を優先してしまう優しい・・ではなく弱い心」になにかしら思うところがあったのでしょう

三玖の風太郎に対する気持ちをしってしまい、打ち明けようとしたところに更に一花、二乃までもが風太郎に好意を持っているらしい事が発覚、しかも「三玖と四葉が応援」という自分が関知している情報と異なった状況になってしまっている・・

しかし「狙ったかのように」現れた四葉に遮られてしまう

 

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偶然・・なのかな? んー

 

その時五月が風太郎に打ち明けようとしていたことは

自分が「零奈A」つまり「この間現れた写真の少女」であったこと「五年前の京都での事」だと思われます

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読者には「自分が写真の少女」であったとミスリードさせようという思いもあるのでしょうか

五等分の花嫁には度々このような「どちらとも取れる言い回し」が出てきますね

 

自分がこの間現れた「零奈」ではあるが、本当は五年前に写真を一緒に写真を撮った少女ではない、実は五年前の京都ではこんなことが・・  と打ち明けようとしていたのでしょうか?  そして本当の写真の少女は「四葉」であった、とまで打ち明ける予定だったのでしょうか? 

しかしイキオイで打ち明けようとしたところ四葉に偶然」?遮られ、新たに「一花、二乃」の気持ちを知り「三玖」の謎の行動を知り「四葉」が更に自分を抑えて「風太郎を応援」する立場に回っているという状況になり、踏みとどまってしまう

 

その後五月は風太郎に「自分が知る事実」を打ち明けることは止め、修学旅行前日、一度封印した「零奈」を演じる事を選びました  しかし・・

 

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今回は「四葉」にも内緒のようです

ここで一つの自分の考察に対する疑念が浮かびます「本当は零奈Aの登場は、五月単独で行ったことではないか?」です、読者の方もそう思った人は多いのではないでしょうか?  っていうかぶっちゃけ「そう思うように誘導している」と思いますね

五年前の京都の少女は「五月」であり、今現在の五月は「シスターズウォー」に文字通り参戦しようとしている!

と、思うように誘導しているような気がしますね、でも私は自分の考察

「京都での少女は5/5姉妹」であり「お守り購入のエピソードは四葉があるので、疑念を振り払えました、それがなかったら5/5の出会いが合ったとはいえ、写真の少女は五月かも・・と思わされていたかもしれません

 

そして「零奈B(五月)」がとった行動は

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おそらく「らいは」に協力を求め風太郎を連れてきてもらい「四葉」を伴って買い物に

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次に「らいは」に協力してもらい、「五月不在状態の四葉の前」で「写真」の話題をだしてもらう

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「写真の子」に関しては四葉は事前に知っているので冷静でいられます

しかし・・

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「写真の子に対する風太郎の気持ち」が気になっちゃうのも仕方ありません

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四葉風太郎が好きなんですから・・

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知りたい、でも言えない・・・

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でも相変わらず「嘘」がヘタな四葉でした

そして肝心の「写真の子」に対する反応ですが・・  まずは風太郎が仕掛けます

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五月の「独断」で名乗った名前(母の)なので素が出てしまう四葉

そして更にらいはの口から「不意打ち」のワードが飛び出します

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このらいはの発言や行動も五月との打ち合わせでしょうか? おそらく・・

さらに崩れる四葉の「冷静さ」・・・

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冷静さを失い、格好の口実も得て逃げる四葉

小さいながらも聡明ならいはのチグハグな「口実」 まぁ五月から一連の流れの後に、風太郎から「四葉」を一定時間引き離して欲しいと頼まれたのでしょうね、小6のらいはに頼りすぎでしょ・・五月・・
 

この時の「零奈B(五月)」の目的は、彼女の言葉を引用するなら

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①「君に会いたくて」

ただ「零奈B」の誤算①は「上杉風太郎はもう零奈の正体に気が付いていた」ということ、それが「五姉妹の誰かである」なのか「五月」であるのかは 触れられていませんが、・・まぁ状況証拠的にも「五月」と判っているかもしれませんね

そして目的②

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②自分の正体を言い当ててほしい

しかし「零奈B」の誤算②は 

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風太郎の中で「自らの意思で別れを告げた零奈」に前ほど執着していないこと

 

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皮肉なことにその原因は五月含む「五姉妹の覚悟」

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別れを告げられた今、唯一の手がかりである「零奈から託されたお守り」

お守りより二乃を選んだ!と言うわけではないですが・・  風太郎の「意思」が感じられる場面  ・・このお守りの行方も気になるところですが・・  誰かが拾っている・・とは考えにくい状況ですよね、その内容は別の機会に、別の形で明かされると思います
 

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吹っ切れた風太郎「零奈の呪縛」からは解かれたようです

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その表情に「未練」は感じられません

風太郎の中で「必要とされる<誰か>」は「写真の少女」や「零奈」では無くなったのかもしれませんね

 

この誤算は「零奈B(五月)」には想定外だったようですね

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五月が取ろうとしている行動に対して、零奈は「風太郎にとって掛け替えのない存在で合ってほしかったのです

想定外ではあったものの、最低限の楔「零奈は五姉妹の中の誰かである」は認識してもらえた(もとより認識していた)としています

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新・京都修学旅行編でも「零奈」は現れるのでしょうか?

更に付け加えるなら「四葉が変装出来ないタイミング」で敢えて現れている事から、「自分(五月)の正体にも気がついて、その上で五年前の写真の少女は四葉だった」と気がついて欲しいと思っているようです

 

そして、新・修学旅行編での五月の行動理由は・・

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「京都での五年前の思い出は風太郎にとって大切なものであったと再認識してほしい」

その理由は何なのか? 前述しましたが、勿論「私(五月)の事を写真の少女と認識して、好きになってほしい」とかではないと思います、私は二つ可能性を考察していました

①「風太郎に五年前の少女の事を思い出してもらい、尚且つその少女の正体が実は五姉妹との五つの偶然の出会いであったと気が付いてもらい、五年前の様にギスギスしている現在の五姉妹の仲を五年前の様に救ってほしい」

と、この場面から思っていました

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「あの頃の様に」とは五年前の「少年」との出会い後のことかなと・・

他力本願ではありますが、五月としても 自分が写真の少女を演じていたことを告白でき、必然的に四葉や他の姉妹達にも「五年前の真実」を共有、つまり風太郎にも、他の姉妹にも五年前になにがあったかを知ってもらうことで全てをフラットな状態、三玖の言葉を借りれば「公平かつ平等」な状態にしたい、と思っていたのだと考察していました    

しかし・・ もう少し現在のマガジンでの五月の行動を見てみないと断言はできませんが「どうも四葉以外の姉妹にはアクションを起こしていない」ことからこの考察は自分の中で違うのでは?と思い始めました、そして今現在の五月の行動からもう一つの考察

風太郎自ら「五年前の写真の少女は四葉だった」と気が付いて欲しい

の一点では?と思えてきました、もっとまんべんなく四葉以外の姉妹にも色々と仕掛けていくかと思っていたのですが、どうにも今のところそんな感じがしないんですよね、

実はこの場面も四葉の為に五月が仕掛けた行動」と思っています

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このシーンで少し疑問に思ったことがあります

 次回は、ある実験考察と共に 

第十六回 考察 2人目の零奈 編 Ⅱ で続きを考察していきます! ご期待ください

 

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