第四十二回 102話 「最後の祭りが一花の場合 ②」
それでは102話の考察を最速でしていきましょう、読了後すぐ書いてますので後から訂正するかもです(
まずは冒頭
ご褒美・・・ではなく一花の強烈なビンタから・・・始まります ってか素直に一花の場合②に行きましたね・・ このビンタが何を揶揄しているかはいいとして・・
問題の場面は次・・
二日目終了時のアクシデント・・ 因みに101話の補完、Twitterでは書きましたが・・
一花の「バタバタしてるとこごめんね」から風太郎の告白後(五人が好きだの告白)「バタバタするようなナニカ」が起こったようです、告白後も姉妹達は驚いてはいたものの、比較的落ち着いておりました
ですので「この後」に「バタバタするナニカ」があったのかな?と思います、ただ二日目の姉妹達の様子からそこまで大きな事はなかったのかな?と思いますが・・「バタバタ」が「風太郎の告白」によるもの、もしくは告白した事自体を「バタバタ」と表現した訳では無いと思うのですが・・ 学園祭に起こったであろう告白以降に起こった「事件」や「トラブル」をカウントしていくなら(判明しているもの、可能性があるもの)
~ 一日目 ~
① 「風太郎の告白」
② 「告白後に起こったナニカ(バタバタな状況になった原因)」
~ 二日目 ~
③ 「竹林さん来訪」
④ 「まるお来訪」
⑤ 「三玖、四葉、五月の誰かが倒れた」
少し考察してみましょう、まず「そこまで大事ではなさそう」なのが感じられます
そして二乃が「パンケーキ当番」の時に着用していなかった「エプロン」をしています
そもそも五月とパンケーキの屋台にいた二乃は「パンケーキ当番」だったのでしょうか?五月はエプロンを着用し、プラカードを持っていましたが、二乃は制服のまま屋台の外で座っています、そして五月のセリフ
そういえばいえば二乃は「たこ焼き派」です、本来二乃は「たこ焼き屋台」の方にいなければならないのではないでしょうか? しかし昨晩の事もあって(風太郎告白やナニカ?)やる気がそがれ、五月のところで怠けていたのでは・・
その後竹林さん来訪、風太郎に再度気持ちを伝えた後、たこ焼き屋台に行きエプロンをし、調理等に従事したのでは・・ そして病院に駆け付けた時はエプロン姿のままです、そして会話にでてくる
一花 「皆の様子は?」 二乃 「ええ 一旦落ち着いたところよ」
から複数の生徒等が絡んだナニカが起こったと推察されます、 「皆」が指し示すものがこの場に居ない三姉妹の内の二人(一人?は倒れた姉妹*一応倒れたのは一人とは書かれていない)を示すものとは考えにくいです
そして二乃のセリフ 「私 後片づけまだだから学校に戻るわ」 と、ありますが、エプロンを着けたままの二乃が言う後片付けは普通に考えるなら「たこ焼き屋台の片づけ」でしょうが・・
時間は描かれていませんが「学級長の風太郎の仕事が終わっている時間」ならば普通なら「たこ焼き屋台の片づけ」も終了していると思います、つまり・・
⑤ 「三玖、四葉、五月の誰かが倒れた」
に絡んだ「事件」「トラブル」は以前書いた「たこ焼き屋台でのボヤ騒ぎ」が原因なのでは?と考察します
しかしそれだと倒れた姉妹の特定が難しく、学級長の風太郎が片づけに行く二乃に付き添わないのも不自然です(流れ上一花と話さなくてはいけないので仕方ないとも言えますが、メタ的な意味で・・)大事ですからね・・
ですのでそれ以外の「事件」や「事故」が原因で三玖、四葉、五月の誰かが倒れ、その場にいなかった、たこ焼き屋台を手伝っていた二乃が知らせを受け、エプロンも外さず風太郎と共に駆け付けたのかもしれません、それなら途中で抜けてしまった二乃が、たこ焼き屋台を片付けに戻ったとしても、二乃の責任感から推察すれば若干の違和感はありますが筋が通ります、ただ、どの場合でも「倒れた姉妹が誰なのか」は判別できません・・
そして場面は・・一花と風太郎の会話に変わります・・・・
「風太郎との思い出」を詳細に覚えている一花・・風太郎を「俗っぽい」とけなしつつも・・
そして一花の希望はやはり・・ 「誰も選ばないなんて言わないで」
・・・この展開から予想するに、今後の流れは・・・
「当初特別なナニカをするつもりがなかった風太郎、初日に一花に待たされるのも酷等言われ、考え直し五姉妹に告白、しかしその告白の内容は誰も選ばないということ、しかし一花との会話や今後起こるであろう他の姉妹達とのナニカで最終日に誰かを選ぶ」
と、なっていくような気がしてきました、勿論当初「何故誰も選ばない」と言おうとした理由は話すでしょうが・・
そしてまたまた一花が仕掛けます・・・
敢えて自分は選択肢に入れていませんが・・ 更に攻めます・・・
感じさせる「お姉さんの余裕的アプローチ」やはりこの方が一花らしいですね、攻め方が可愛いです、余裕も感じられますね
しかし20分近くたっても決断?できない風太郎・・・
結局またも選ばない(買わない)を選択してしまう風太郎・・ (本当に買ってないのかな?) 待たせすぎて一花はスヤスヤ・・・・
そして一花は・・・
からの~~~~~
「強い(確信)」
前回考察した通り「異性としたキス」ではなく「同性とのキス」・・・
「男の人とキスなんて今はまだNGかな だから君が初めて」
だから今日が初めてなんて言わないところが巧いですよね、君(風太郎)が初めても「鐘キス」が一花ではないとする言い回しにはなりませんし・・
結婚式、結びの伝説2000日目の「別室に居る姉妹の会話」にでた「既に二人はキスをしている」にも該当するキスになってしまいました・・・ ひょっとしたら今後風太郎は他の姉妹とも・・・
そして更に一花が攻めます(読者を)
見事なまでの「一花回」でした、今後の展開も、明かされていない伏線も・・謎も結末も・・・期待度を爆上げし、更に難解な考察が要求される見事な流れでした・・
姉妹の魅力や可愛さが留まらない・・・ 恐るべし!
Twitter @minagiris1