第三十七回 97話 「変わり始める日常」
それでは最新話に触れていきましょう、今回は色々「答え合わせ」的な読み方ができました、まずは冒頭の場面
たこ焼き派VSパンケーキ派の争いが・・しかしその後の描写でもわかりますが
「二乃と三玖」の争いにはならないようですね、その点では安心して読めます
風太郎の母のパンを引き合いに思い出しているという事は・・おそらく零奈(母)さんの得意な料理のようですね、二乃にも思い入れがあるようです
そして零奈さんの死後、二乃が父(まるお)に母の味が恋しくてパンケーキのお店に連れて行って欲しいとお願いしたことがあったようです が、頑なに拒否された模様・・
まぁ・・その後のまるおの行動からみても意地悪では勿論なく、「零奈が作ってくれたパンケーキ=お店のパンケーキ」は別物であり、特別であり、逆にお店のパンケーキで満足して欲しくない、いつまでも特別なもので合ってほしいとまで思っていたかもしれません、まるおもひょっとしたら生前に作ってもらっていたのかな?自分も他のパンケーキを食べたくなかったのかもしれませんね
しかし姉妹の仲が良好であっても、その争いは別の問題を生んでいるようです、意図せず「男子の推すたこ焼き派に組することになった二乃」を、いろんな意味で疎んでいる女子のグループが・・
しかしタイミング良く?風太郎が現れた事によって不発・・
二乃か三玖を探していたのか? 「二乃と三玖が二人で居た」事に対して「いや それならいいんだ」と踵を返したという事は「どちらか一人」に用事があったのか?
それとも不穏な雰囲気と行動を取った「二乃に物申した気な女子グループ」に気が付き、トラブルを避けるため割って入るのが理由だったのかもしれませんね、それとは別に?三玖は風太郎に用事があるようです・・
そしてもう一つの問題が・・
「D判定の主 五月」・・・ やはり前回の「志望校D判定」の主は五月だったようです・・二乃の「B判定」を聴き唸り始める五月・・
なんか微笑ましいですね(笑)ちょいメタですが、この描写、この雰囲気なら何とかなりそうな気がしますね( 風太郎にも打ち明けれていないようです
家庭教師として色々尽力してもらっているのに不甲斐ない結果を出してしまった自分が、教えてもらっている身の者のとして申し訳ない・・ そして親、まるおにも相談できない・・
しかしまるおに相談できない理由は二乃の意図する理由ではなく「これ以上心配をかけたくないから」
認めたくない二乃と理解を示し始めている五月・・・ そして五月が受けようとしている謎の「有名講師による特別教室」とは一体・・・
そして前回二乃が用意しようとしていた招待状はやはり「まるお」に対して出そうと考えていたもののようです
四葉は賛成のようです、四葉の「でも」は別のイベントで遮られてはしまいますが、後の展開からもわかりますが四葉もまるおに対して一定の信頼を寄せている様です
そしてそのイベントはと言えば・・・・
・・・深くは突っ込みませんが・・あるある・・なのかなぁ・・ベタな思想ではありますがね、しかし他作品の「コレ系の女子( 」にある刺々しさや思わず
「うわぁ・・」って言いたくなる「過剰な厭らしさ」がないのはこの作品の良いところですよね~ なんか可愛いです、この女子達も、憎めないというかね・・・
そしてそれに対する風太郎の弁明は・・・
二乃が嬉しそうなのも良いですね、四葉の心境や如何に!!
「良い子紹介してあげるからさ」 ・・・やっぱこの子良い子だろ(笑)
四葉の「陰でコソコソも悪くないと思うな」は、先程の二乃とまるおの話の件の「でも」に続く言葉だったのでしょう
二乃が少しでも嫌な思いをしないように、無事、学園祭を成功させる為に裏で色々努力をしている風太郎の行動にも掛かっているのでしょうね
そして二乃もそれに関しては思い当たる場面があったようです・・
・・少しづつ二乃と・・姉妹達とまるおの関係も変わっていくのでしょうね、そして今回の引きは・・
そして唐突な展開! 風太郎とのデートに意気込む三玖! 単純にデートに誘ってOK貰った的な展開ではないと思いますが・・何が起こるのでしょうか?そして・・
春場先生、連載二周年おめでとうございます!
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