五等分の花嫁 ~写真の真実と六人目の姉妹!?~ 徹底考察!

週刊少年マガジンで好評連載中の春場ねぎ先生の 「五等分の花嫁」 を徹底的に考察、推理していく為だけのブログです! ※本ブログに掲載されている情報物は「五等分の花嫁・春場ねぎ・週刊少年マガジン」より引用させていただいております。

第二十六回 89話 「私と姉妹②」

最新話の考察をしていきます、今回のお話は風太郎との出会いの手前まで

「何があったのか」空白の部分を埋めていく感じで進んでいっていますね

 

・・・今回のお話を読んで思ったことがあります「私は色々難しく考えすぎているな」

と・・   主に私は作品の「まだ不明な点」を考察で埋めながらその先の答えを求めてきましたが・・  確かにこの作品には色々な伏線が散りばめられ、最終的な謎

風太郎と結ばれる姉妹は誰か」の明確な答えも出ていません  数多くの読解者達が各々の見解や考察を持ち、多くの「予想」が立っています

しかしここ数回の話を読んでいると・・  物語の核に確かに「謎」はありますが、だからと言って「物語の全てを穿った見方でしか見れなくなっていた」事に今更ながら気が付きました   

「ここに至るには裏で誰と誰がこうなっていたに違いない」が、いつの間にか

「ここに至るには裏で誰と誰がこうなっていなければならない、そうであるべきだ

と、無理に難しく、ややこしく物語を勝手に作っていました・・  物語はもっと素直に・・自然に流れていました・・

 

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子供を引き取ったとしています

五月の言った「再婚」という言葉に引っ張られすぎましたが、どうやら「養子」の方が正しいのでしょうか?  「中野くん」からまるおの姓が「中野」であることが確定しました、五姉妹は正式に「中野まるお」の戸籍に入っているようですね

 

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中学生になって各々の個性が出始めていますね

きっかけは「中学生になったから」なのか「母親の死」がきっかけになっているのか・・五月と四葉の変化はそれ以前でしたが・・  先週の引きから五月だけ特殊な感じになるかと思っていましたが「言葉遣い」が若干変わっている事以外はそこまで変化は見られません

特筆すべきは四葉が勉強に対して人一倍前向きな事」でしょうか「お手本になる」事にこだわりがあるようです・・そして

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まるおの反応は・・

まるおは「冷たい」のでしょうか?確かにこれまで描かれている「まるお」はどこか機械的で、感情を表に出さず、二乃の言葉を借りれば「姉妹達に無関心」な気さえします

何か事情があるのか・・元来の性格なのか・・  零奈の「死」が起因なのか・・零奈から姉妹達について「何か想いを託されているのか」・・  四葉には、まるおの反応も、もう存在しない「母」の反応さえ疑問に思ってしまいます

そして風太郎」の事もちゃんと意識しているようです

 

勉強の為にゲームも辞め、ちゃんと三玖とのフラグも回収しています、まだまだですが勉強の成果が上がってきていると思っていましたが・・

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 徐々に・・

四葉は努力を怠った訳ではないのですが・・  そして自分より良い点を取った三玖を

素直に祝福出来なかった事を悔やむより「姉妹(三玖)より良い点を取れば良い」と、あくまで「姉妹より上に」との思いの方が大きいようです・・

しかし結果が伴いません・・  しかしそれは「母の死」が起因している訳でもなく「姉妹より上に」を意識しすぎているからでもなさそうです・・ 

 

そして五姉妹は高校に進学、四葉は「勉強」で姉妹の上にいれない事を悟り、自分の得意分野「運動神経」で実力を発揮していきます  しかしその原動力は・・

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「私はもう皆と違う」

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「一緒にしないで」

自分が特別でありたい、自分が姉妹の中で一番でありたい・・・実の母にも努力を認められず、褒められず・・・養父にも・・・  そして四葉「家族以外の色々な人に褒められ、必要とされること」に快感すら覚えているようです・・  しかし

 

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現実は残酷でした

完全に前が見えなくなっていたようです、確かこの高校は「学問」に重きを置き

「追々試まで不合格なら一発で退学(落第)」の噂も耳にし、当初の四葉は姉妹を気遣い、自ら勉強を教えようとまでしていたはずです・・しかし「姉妹に勝つ」事に囚われすぎ、完全に盲目になっていました、その結果、先生、部活の仲間、養父まるおからも突き放される結果に・・  

 

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しかしこの場面・・・

読み取り方次第では「五年前、京都で四葉と一緒であった少年、今現在、その時の少女との出会いをキッカケに勉学に励み、結果をだしている上杉風太郎のいる高校に、まるおは四葉だけを転校させようとしている」とも取れますね

この時点で四葉の家庭教師に上杉風太郎を」とまで思っているかは不明ですが・・

 

そんな事を知らない四葉は自身が進むべき道を失い「自分は一人ぼっちだ」と自分を失いかけています・・  そこには「少年との約束」すら思い浮かべていません・・

 

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そこに現れたのは

自ら突き放そうとまで思っていた姉妹達・・「カンニング」は事実かどうかすら怪しいですね、そして四葉の気持ちにもおそらく気が付いていながらも「五人でいること」そして「どんなことも私達で五等分」と、母の教えを守り四葉の荒みかけた心を救います

 

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亡き母の想いに

・・しかし新たな「楔」四葉の心に生まれます「私は皆のために生きるんだ」

 

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そしてこのたった1ページで私の心がブログの頭の部分に至ります・・

 難しく、複雑にしようと考えすぎていたのかなぁ・・

前日に五月から聞いていた訳でもなく、0点のテストを用意していたわけでもなく・・事前に名前を確認すらしていない・・

おそらく五月も「上杉風太郎がいる」事も聞いていないかもしれません・・

あくまで「まるおが四葉の為に上杉風太郎の在学する高校に転校させた」ように感じます・・   もう少し素直に考察すべきなのでしょうか・・

 

とにかく今回はこれまでで・・  次回は花嫁編のラストとなる予定です  過去に考察した「結論」と「今現在思う事」を書きます

 

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