第四十七回 「最後の祭りが三玖の場合 ②」 + 四葉編予想考察
それでは三玖編その②を考察していきましょう!
勿論ストーリー的には重要かつドラマティックな展開でしたが「考察」的には比較的穏やかな回でした、ですので「考察ブログ」らしく最後に「四葉編」の展開予想も考察したので書きます
では冒頭の場面から・・・
ふらついた三玖と風太郎、他の姉妹との絡みはなかったのでしょうか?特に描写されていませんでした、二日目の三玖インタビューから四葉と合流まで場面が飛んでいます
しかし前回の予想通り、この時三玖が風太郎を探していたのは「学園祭を二人で楽しく過ごしたかったから」ではなく、心身ともに疲弊してしまった三玖が、風太郎に救いを求め、探していたようです・・・
その後、クラスの男子たこ焼き係のリーダーと友達の「ある会話」を耳にした三玖・・
そして四葉から風太郎発見の一報を受けますが等の風太郎といえば・・
まぁ竹林さんとの例の場面を目撃してしまうわけでした! その時の四葉の言葉
「上杉さんを信じよう」の言葉を受け、三玖は四葉に語ります
前回三玖が思い浮かべたシーンなのでしょうか?であればやはり前回、最後の祭りが三玖の場合①回の「向かい合う三玖と風太郎」の図は「第三話 屋上の告白」のシーンだったのでしょうか? 風太郎の長袖は「ミス」なのでしょうか? 因みに今回、上の場面の回想の三玖は「タイツ有」に見えちゃうのですが・・・ 粗探しになっちゃったのかな・・考察脳病でしょうか・・ もしくは前回の回想と今回の回想は「別」なのでしょうか・・
因みに同じく前回の五月の質問「どうしてそこまで頑張るのですか?」の答えにもなっているようです
つまり今の三玖が頑張る原動力は
「自分が好きになった物を信じる 風太郎が好きだから・・風太郎の言葉を、風太郎が信じてくれる自分自身を信じる」
が、全ての原動力になっていたようです、しかし自分を信じて行動した結果、トラブルが起こってしまった(小火)信じているはずの風太郎を疑ってしまった(竹林さんとの事)自信を無くしかけていた三玖に追い打ちをかけるように今度は「姉妹の誰か」が学園祭二日目の終盤に倒れてしまう(四葉or五月に絞られました)
病院に駆け付けた三玖を待っていたのは
考察ではなく感想よりの回なので先に書いちゃいますが、この場面で二乃が三玖に伝えた事は・・・
そしてまるおの感想「三玖(と二乃)のパンケーキの味がお母さんの味にそっくりだった」・・・ それは初日の前夜、試食を手伝った五月も思ったようですね・・・涙を流す五月が描かれています(平らげた多くのお皿の数には敢えて触れません・・)
おそらくですが「二乃が風太郎にキスをした」的な報告はしていないと思います
照れた描写の二乃が描かれておりますが、あくまで仲たがいしていたまるおと、少し打ち解けた事の報告が照れ臭かっただけであり、この場面で今の二乃が三玖に敢えてキスを報告するとは思えませんその後の三玖の態度からもそんな報告を受けているとは思えません・・
そして次の場面は・・・
これも前々回の予想通り、三日目のイベントとなりました、二日目終了時に「クラスの男女の和解」が成立している描写が無かった以上、三玖回の結末は三日目に食い込むものと思っていました、これで「各姉妹とのイベントの結末は二日までに終わるのかも?」の楔が外れました、残る四葉、五月とのイベントも三日目に食い込むものがある可能性が広がりました
風太郎と「クラスの男女の代表(屋台の)」を屋上に呼び出していた三玖、呼び出した理由は風太郎も諦めかけていた「学園祭が終わってしまう前にクラスの男女の仲違いを解決する」
今もなおいがみ合う男子と女子、普段物静かで消極的な三玖が声を張り上げます
これは三玖個人の我儘でしょうか? クラス全体の、しかも今回のイベントの事だけを思っての行動ではなく、卒業した後も見越しての三玖の想いは三玖個人の我儘なのでしょうか? 風太郎も(私も)そうは思わなかったと思います
そして一見歩み寄ろうとしていない男子と女子にも間違いや口にしていなかった想いがありました、一見順調そうな女子側にも「クラスの1/2の人数での運営」による疲弊がみられ、女子を認めない様な態度を取っていた男子側も「個人的に食べさせてあげたいと思っている女子」がいたり、二日目に三玖が耳にした男子代表の言葉
二日目にパンケーキにお客が流れたのには隠れた男子側の「宣伝」も起因していたようです
それらを知った三玖が提案した「解決策」は、極々単純で簡単な方法でした、そして意見するだけではなく、勿論三玖も責任を担います
はい、後はご褒美タイムです(
この言葉は前回の三玖自身の想いともリンクしていると思います
そう思ってしまう理由、原因は幾つかあったのかもしれません、しかし風太郎から直接聞いた訳でもなく「今まで築いてきた関係とこれからの三玖と風太郎との関係」を無視した「弱い自分自身が勝手に引いてしまった線」から出た想いだったのでしょう
そんな自分自身が勝手に引いてしまった線を飛び越えた三玖は抑えていた自分「我慢」も飛び越えます!
この後どうなったかは考察しませんね! (まぁ皆が喜んで想像するような事は無かったと思いますがね・・)
以上、三玖回解決編の考察でした! 後は冒頭で書いた「四葉編」の予想考察です
チラリとだけ予想と何故そう考察したかの解説を簡単に書きます
~ 最後の祭りが四葉の場合展開予想 ~
四葉のキーワードは
今回の「三玖編」で四葉編の考察をする為の重要な枷が二つ外れました
① 倒れた姉妹が「四葉」「五月」に絞られた(三玖が病院に現れた事によって)
② 各姉妹のイベントが「三日目(最終日)までもつれ込むパターンが発生した」
特筆すべきは②です、お約束的な「各姉妹がキスに至るまでの過程(イベント)が二日目までに終了する」が定められているのかと思っていました、しかし今回三玖の問題が解決した、キスに至ったのは三日目となりました・・
これで上の画像の張り紙が張り出されたタイミングが「三日目でも可」になりました
お判りでしょうか? もしお約束「各姉妹がキスに至るまでの過程(イベント)が二日目までに終了する」が解除されていなかった場合、張り紙が初日~二日目に張り出された事になります(イベントに絡めるなら、かならず絡めると思います)
そうすると、四葉を絡めた上での「キャスト変更」の張り出しが意味するところは・・
① 初日に張り出された場合、四葉が「代理」を務める事にかかっている
② 二日目、もしくは初日終了後に張り出された場合、初日に代理を務めた四葉の演技が演劇部の部長の目に留まり、主役級の役に抜擢される
の二つに絞られるかと思います、当初私は②の線で考察を進めていました、それはお約束「各姉妹がキスに至るまでの過程(イベント)が二日目までに終了する」があるのかと思っていたからです・・ しかし・・・
「弱いんです」
物語的、読者的には「四葉が演技をする」「四葉が主役級の役を演じる」「ひょっとしたら主役級の役についた四葉と風太郎も頼まれたりトラブル的なナニカで四葉と一緒に演じるのでは」は強力なインパクトです、しかし実際は演技が苦手?(単に変装や嘘が苦手なだけかもしれません)良くても素人に毛が生えた程度の四葉が「今まで演劇部で学び、練習してきた部員」を押しのけて「端役の代打以上の大役」を任されるのは不自然かつ余りにもご都合主義的展開過ぎです、ジャ〇プのお色気ギャク漫画ならともかく
そして読者的には「強イベント」でもこの漫画の中の人達にとって、演劇部の部員達にとって「四葉が代役を務める事」「四葉が主役級の役を演じる事」が
「ワザワザ張り紙を作成し、張り出し、これで話題を呼び、集客につながると思う考えに至る訳がない」
のです、ずーーっと疑念があったのですが「三日目に突入しても可」となったので「キャスト変更」に意味を持たせることができます、おおよその流れは
① 初日、無難に代役を務める四葉 しかし演劇部部長に「代役」とはいえ最後の演劇部としての演目、もう少しなんとかならないかと言われる
② 四葉、風太郎に軽く相談、なんとか頑張ると伝え整理券的な物を渡す(二日目、竹林さんと会う前にポケットを漁りながら見に行こうとする風太郎)
③ 四葉の演劇を「風太郎が竹林さん」と観覧、それを見つけてしまった四葉が動揺、ミスをする?
④ 四葉、二日目中に倒れる、理由は風太郎と竹林さんとのことで精神的に疲弊、単純に働きすぎて疲労、失敗に責任を感じて反復練習中にうっかりケガ、もしくは前述した理由の複合等
⑤ おそらくお見舞で四葉と風太郎の二人きりの時間がある(キスまで至るかは不明、しかし四葉が「寝ている」もしくは「寝ているフリ」とにかく「寝ている姿勢」が絡むならば・・
⑥ 三日目「代役の四葉の代役」を、いまや有名人の「女優一花」が務める(二日目は仕事でいません)
そうです、三日目なら一花が学校にいれるのです! そして「女優一花」が演劇部の代役(キャスト変更)として出演するのであれば演劇部側が
「ワザワザ張り紙を作成し、張り出し、これで話題を呼び、集客につながると思う考えに至る」
のです!おそらく張り紙の見えていない部分には「女優 中野一花出演!」等の書き込みも書かれていると思います
この案件も絡め、四葉と風太郎のイベント(キスするのかな~)は進んでいくと考察します!
今回の考察は以上です!次回が楽しみですね
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