五等分の花嫁 ~写真の真実と六人目の姉妹!?~ 徹底考察!

週刊少年マガジンで好評連載中の春場ねぎ先生の 「五等分の花嫁」 を徹底的に考察、推理していく為だけのブログです! ※本ブログに掲載されている情報物は「五等分の花嫁・春場ねぎ・週刊少年マガジン」より引用させていただいております。

第九回 「真実③」 一人の少年と五人の姉妹の奇跡の軌跡 五月編

それでは五年前の京都で起こった少年と五姉妹の奇跡の軌跡を考察していきます、出会った順番も考察しました、まず自分の考察から導きだせた順番が判っている姉妹

①出会い お守り購入(未遂) 五月 ②お守り購入 写真 四葉 ③不明 ⓸不明 ⑤四葉のセリフから一花(第三回参照)   。。 まぁ・・ 5-4-3-2-1 っぽいですねw 3-4が逆でも問題なさそうなのでこの順に考察していきます、各姉妹との出会い方、過ごした時間に起こったであろうエピソード、それらを導き出せる5年後の風太郎と各姉妹とのエピソードを紹介します

 

① 出会い 五月

 五月の抱える二つの問題は「自分自身が母に成り代わり、姉妹と接しようとし、上手くいかない事」「母とはいえ、自分以外の他人になろうと思い詰めすぎ、本当の自分、五月を探していた事(常にではなく、風太郎と出会ったその時の状態」おそらく零奈状態であったと思われます

出会いの場面は原作通り、風太郎は助けてもらった手前、一緒に零奈の探し人を探す事に・・ しかし一体この少女が誰を探しているのか、会話からも要領を得ません、零奈自身もその答えを上手く説明できません、それはそうですね・・

私は零奈と五月ののバランスを考え、零奈は五月の記憶や思考を100%理解している(何せ五月の心の中にいる存在なので)、五月は零奈状態の時は朧げな状態なのではと考察しました

風太郎はおそらく一緒に過ごすなかで、まずこの少女も母親が傍に居れない状態だと知ります、零奈(五月)は自分の姉妹(達とは伝わっていないニュアンスのはず)には母親が必要だからと・・  だから私が母になって導くのだと(すいません、上手く文章に出来ません、ニュアンスだけ感じてください)

風太郎は同い年らしくない少女の考え方に「そんな大人(母親)のフリして姉妹に接するな!姉妹にはちゃんと自分として、姉妹として接しろ!」的な事を伝えたはずです、なぜならその言葉は「妹の前で父を演じる自分にも刺さる言葉」だから

その言葉に、零奈の中に自分自身を押し殺していた「五月」が目覚めたのではないでしょうか? 急に言動や振る舞いが子供らしくなる少女、五月が目覚めたのですから、五月は言います

「見つけてくれてありがとう!」

五月は他人のフリをする自分の中から本物の自分を見つけてくれた少年に感謝し、更に今後は母親としてではなく、同じ姉妹五月として姉妹達に接しようと決め、ちゃんと少年に伝えたと思います。

 

~ おそらく清水寺には到着、お守り購入未遂までは進んでいるはずです ~

 

?の風太郎、その時タイミングよく表れた「中野まるお」*ちょっとまだ判らないのはこの時のまるおがもう零奈と再婚していたのかどうか、多分してるのかな?してる前提で考察しますね

まるおは唯一五月の「異常」に気が付き、医者として見守ってきていたのだと考察します、でなければ娘(達)の修学旅行に同伴?(密かに?)している理由がないからです

そして旅行中に「零奈」が発動し、一人、姉妹達から離れ、見失ってしまった五月を探していたのではと考察  五年後のまるをも、あからさまに他の姉妹より五月との接触や連絡を取っていることからも推察できます、五月はまるおが自分の状態を理解してるとは知らないかもしれません

風太郎は探し人はこの人だったのかと理解、安堵する、逆にまるおは困惑したかもしれません、「異常」が発動したはずの五月が穏やかな状態に戻っていたからです、おそらくまるおは「異常」状態の五月を「医学的なコンタクト」で落ち着かせてきたからではないでしょうか?

困惑しながらもまるおは尋ねます「娘を助けてくれたようだね、ありがとう、君の名前は?」 

「上杉風太郎」

まるおは更に驚きます、その名を知っていたからです(まるおは勇也や勇也の妻から名前を聞いていたのだと推察)そしてこの場面

f:id:minagiris1:20190401215526j:plain

敢えてページを分けてありますもちろん見開きではなく

f:id:minagiris1:20190401215621j:plain

このシーンが強烈なだけに前ページの「名前を呼んでいる」重要なポイントから意識をそらしている

そして風太郎は少女と別れ、班と合流するために皆を探し始めます、その道すがら誓うのです

「自分も父としてらいはに接するのではなく、自分として、兄として妹の願いを叶えたい」

 

~  五年後の風太郎と五月のエピソード ~

 

f:id:minagiris1:20190409094320j:plain

お守り購入  「未遂」

 

f:id:minagiris1:20190402002530j:plain

父としてではなく・・・兄として

f:id:minagiris1:20190402002616j:plain

・・それを見て、あるい自分と比べて・・ 五月は何を思う・・

f:id:minagiris1:20190402092357j:plain

きっとらいはも色々我慢している  らいはは5年前の風太郎や五月と同じ小6

f:id:minagiris1:20190402092759j:plain

この時の五月の表情は・・ 過去のエピを鑑みてから見直すと・・

f:id:minagiris1:20190402092939j:plain

因みにこのプリは五月も貰ってます 大事にしてるでしょうね


因みに後に説明しますが、五月はこの時既に、ってか転校してくる前から

「京都で出会った上杉風太郎が、転校する先の学校に居ることを知っています」

「上杉風太郎=五年前のあの少年」と理解しています、因みに最低でも後一人、上杉風太郎の名前を知っていた姉妹がいます・・

f:id:minagiris1:20190329001251j:plain

「一花のフリをしている自分」から本当の自分「中野五月」を見つけてくれた風太

ただでさえ良いシーンですが、五年前、同じようにあの時の少年が救ってくれた・・

そう思って見返すと・・ 五月の心中を察すると・・  物語が更に素晴らしく感じれますね・・ 本当に凄まじく作りこまれています・・

 

このように他の姉妹も個別に考察、解説していきます

五月の五年前の二つの問題と、二つの五年後のエピソードが一致すると分かったので、他の姉妹にもその法則を当てはめ、エピソードを導きだしました、つまり

「五年前の各姉妹の(母に関した問題)(自分自身に関する問題)の二つ=五年後に風太郎と各姉妹との(母に関した問題)(自分自身に関する問題)

「五年前の風太郎自身にも言える問題=五年後に風太郎が克服した問題」

この法則が成立する様に当てはめ、もしくは逆算すればいいのです

 

では次回、 第十回 「真実⓸」 一人の少年と五人の姉妹の奇跡の軌跡 四葉

に続きます