第十回 「真実⓸」 一人の少年と五人の姉妹の奇跡の軌跡 四葉編
四葉・・ 彼女のエピソードは本当に素敵です、エピソードの先にある
五年後の物語は更に・・ では・・
② 再開 四葉
五月とまるおと別れ、班と合流するため?風太郎は清水寺の敷地内を歩きます、すると・・
先ほど別れたばかりの少女がお守り売り場の前で一人でウロウロ
(各姉妹がずっとではないとは思いますが、各々一人でいたタイミングがある理由はチョット不明です、五月は特例として・・ 直前の姉妹の中がギクシャクしていたから? 四葉はお守りをこっそり買いにきたのかな?皆のために)
風太郎は少女に話しかけます、なんでまた一人でいるのだと、やっぱりお守り買いたいのか?
今の四葉とかわらない当時の四葉は「?」が浮かびながらも尋ねます
「?誰だっけ?」
「さっき名乗っただろ!風太郎だ!上杉風太郎!そんなに欲しいなら買えば?お守り」
的な流れだと思います(
その後の展開は例の法則で考察します
「五年前の各姉妹の(母に関した問題)(自分自身に関する問題)の二つ=五年後に風太郎と各姉妹との(母に関した問題)(自分自身に関する問題)」
「五年前の風太郎自身にも言える問題=五年後に風太郎が克服した問題」
四葉の二つの問題は(学業)と(自分より他人(他の姉妹)を優先する)です、それに四葉の場合はキーアイテム 写真 風太郎の笑顔 そして・・ これ気が付いたときあまりの伏線に笑いました
「お子様パンツ」
これ絡めれるんですね~ 我ながら良く気が付いたと自分を褒めました!
学業に関しては当時の風太郎ももちろん苦手でした(京都移動中の友達からも、父からも言われてましたね)
学業お守りを大量に購入し、五倍頑張ろう!私はみんなのお手本になるんだと言う四葉に(勿論名前を名乗っているわけではない説明書きの便宜上、各姉妹は名前で書きます)風太郎はきっとこういうニュアンスを伝えたと思います
「苦手なら無理に勉強だけ頑張らなくても自分の得意なもの、好きなもので頑張ればいいじゃないか」
もちろんこの言葉は風太郎少年の心にも刺さります
因みに四葉の言った「みんな」は勿論姉妹達を指していますが、風太郎の受け取りではおそらく「複数の姉妹」とは思わず(ふつう思いませんよね、いても一人くらいかな、まして五つ子とはとても・・)姉妹含む学校の友達くらいのニュアンスで受け取っていると思われます
その後、努力で身に着けた後天的な才能「運動神経」を身に着けた事から推察しました、勿論四葉は勉強も頑張ったと思います
そして四葉もその言葉で少し心が軽くなったのかもしれません、何かお礼しようと考え、少年に色々話しかけます 何歳なのか? 同い年! 自分と同じく修学旅行?
旅行は楽しい?・・
風太郎は新幹線からの流れを思い出し「楽しくない」と伝えます
四葉も姉妹の仲がギクシャクしてるので旅行がチョッピリ楽しくなかったかもしれません、四葉は頑張って色々考え、常に仏頂面の少年に旅行を楽しんでもらおう、笑顔になって欲しいと色々試しますがなかなか少年は笑いません・・
そして少年がカメラを持っていることに気が付き、一緒に写真を撮ろうと思いつきました、自分達姉妹もギクシャクしたこの旅行中、カメラを向けられた時は皆満面の笑顔でした前日の大阪での写真の時も確かにそうでしたから!
この三つの画像を比較して考察してみましょう、注目すべきは三枚目の写真の姉妹と同じく「右手でピースをしている姉妹が二人いる」 ではなく!
「五人がバラバラのピースをしている、誰一人同じではない」
という点です 右手が2人、左手が3人ではなく全員がバラバラなのです コレは流石に偶然ではなくなにかしらの「意味」が出てきます
二枚目の場面が並びと仮定(ヒント)するなら 左から
①二乃 ②三玖 ③五月 ⓸四葉 ⑤一花
①の二乃は 「右手で指を握りこまずにピース」
②の三玖は 「左手で指を軽く握りこんでピース」
③の五月は 「左手で指をしっかり握りこんでピース」
⓸の四葉は 「右手で指をしっかり握りこんでピース」*ちょっと裏にして隠してある
⑤の一花は 「左手で親指と薬指と小指をくっつけて握りこまずにピース」
写真の子と同じ「右手で指をしっかり握りこんでピース」は四番目の少女ですね、
だから四葉! は考察とはいえません、でも「意図」があるとしたら春場先生の秘密のメッセージとはとれそうです!
コレは蛇足程度の考察ですが、敢えてのバラバラのピースは姉妹達の間で決めたルール
「五つ子ピース」
とかかもしれませんね、誰が誰かわからなくならないように、五人で写す時は・・的な
本人たちは分かるかもしれませんが、他の友達や親類に言われたのかもしれませんね
四葉は半ば強引に一緒に写真を撮ってもらいます、しかし少年は写真を撮るときも笑顔になってくれません・・
そこで四葉は見つけた遊具に少年を誘います、そう「ブランコ」です(清水寺公園には実際ブランコがあります!)
最初は嫌々だった少年も隣の少女と剝きになってグングン漕いで競います、風太郎は男の子です、そこから思い切りイキオイをつけて大ジャンプ! 見事着地!
一方四葉はこの時はまだ驚異的な身体能力は身についていません、しかしここで辞めてしまっては、せっかっく少しづつ楽しんでくれていそうな少年がまた仏頂面に戻ってしまうかも知れない・・・ 四葉は決意して飛びます! 着地失敗! ・・そして
着地後、バランスを崩し前のめりに手をついてしまう・・そう彼女はワンピース・・
「そうですね、お子様パンツ全開です!」
小6にしても幼く感じるモノだったのでしょうか?
心配してかけよった少年もそれをみて・・ 大爆笑!
照れる四葉・・ でも四葉はやっと欲しかった「少年の心からの笑顔」を見れたのです
その後はまた少女と別れるのでしょうが、別れ方はわかりません、毎回まるおってのはないと思いますが・・ まぁあるかもしれませんが・・ ひょっとしたらまるおは五姉妹全員を探しているかもしれませんし・・ とにかく私は四葉もこの時点で風太郎の名前は聞いている、と思っています 五年後の四葉の風太郎への接し方で推理できました、皆様・・この
と設定して原作一話から読み返してみてください・・・ きっと全く別のもう一つの物語を読んでいる気分になると思いますよ・・ 私は泣きました
因みに五年後の五姉妹と風太郎の出会い、各姉妹が「上杉風太郎」の名前を初めて知ったタイミングの考察してあります、おそらく3パターン
① 五月パターン 五年前会って聞いていた、風太郎の高校に転校する前に父から転校する先に「上杉風太郎」がいると聞かされていると思います、家庭教師の件は内緒(もしくはまだ未定だった)」
② 四葉 一花パターン 転校初日、五月が体験した「上杉風太郎」との出会いのエピソードを初日の晩にでも聞かされていたと思います、一花の初対面からの「ガリ勉君」発言は前日の五月から聞かされていた話から(100点、ランチしながら勉強)でた言葉なのでしょう
③ 二乃 三玖パターン 二乃はその後の五月との会話で「男の子とランチした」と話す五月と盛り上がり?ます、前日の話を聞いていなかったのでしょうね、三玖は・・正直読み返しても判んなかったです!②かもしれませんね
そして四葉は・・ それはもう驚いたでしょう、あの少年なのですから・・嬉しいやら恥ずかしいやら・・ 自分はあの日の出会いから成長できていない・・ 自分からは打ち明けられないでしょう・・ でも会って話がしたい、四葉は「前の学校で取った0点のテスト」を持って
・・まぁこの別のテストはそこまでアレなんですけど・・ 風太郎が落としたのはよいとして(風太郎は落としています 第四回オマケ参照)なぜ四葉もテストもってんだ?から無理やり意味つけてみました
話がそれましたが・・(いつもです)二回目の少女との別れの際、少女は
「勉強も頑張るけど・・ 次はもっとブランコも上手くなっておくね!」
的な別れの言葉があったのではと推察します「次」があるはずないのですが、四葉はそこまで考えて喋ってないとおもいm( その後ブランコが四葉にとって特別なモノになり、練習する過程で運動が好きになったのではないでしょうか?
そして風太郎少年も
「自分もらいはに誇れるように、勉強を教えれるように頑張ろう」
と決めたのではないでしょうか?
~ 五年後の京都での出会いを導き出す 風太郎と四葉のエピソード ~
おそらく四葉は五年前から風太郎が好きになっていたのではないのかな?って位の・・
・・・ 四葉ぁ・・・(泣)
風太郎に「楽しい旅の思い出」を!五年前のように!
よ、四葉ぁ・・ (泣)
そして・・ 五年前のあの時の四葉が欲しかった、今現在の四葉が今一番欲しいもの
因みに別の場面でも四葉は「物持ちがいいだけ!」と風太郎に言うシーンがありますが・・まさか・・当時の・・・??
四葉編でした・・ 本当に凄い作品ですね、 正直このブログ始めた時にはこうなるとは思ってはいませんでした、だから書くの辞めようかとも思いました・・
でも・・頑張って考えて・・ それが本当に真実なのか皆様には判断して欲しかったのです・・ ので続けます!
次回 第十一回 「真実⑤」 一人の少年と五人の姉妹の奇跡の軌跡 三玖編